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ビッグマウスと失敗を恐れぬ強靭なメンタリティーで、今や日本サッカー界のシンボルとして圧倒的な存在感を見せている本田圭佑選手

最近は所属クラブが決まらなかったこともあり、日本代表の招集外になっていますが、現在の活躍を見る限り次の代表選では復帰するのではないでしょうか?

メキシコの所属クラブでは4人抜きのゴールを決めたり、久々に無回転フリーキックをぶち込んだりなど若い頃を彷彿させるような活躍を見せていますから、彼の復帰を望む人も多いことでしょう

しかしそんな復帰を望むファンがいる一方で、彼は以前から批判が多く、至る所で「嫌い!!」や「下手くそのくせに!!」などという声が上がっていました

おそらくその原因は強気な性格やビッグマウスなどからくるのでしょうが、特に「優勝する」と公言しながらもグループリーグ敗退に終わってしまったW杯後の批判は凄まじく、新聞などでも大きく取り上げられていました

日本のメディアがここまで辛辣な言葉を書くのも珍しいですし、何より日本という代表チームが負けたのに本田選手のみを批判するような姿勢にも非常に驚いてしまいます

もちろんこのようなメディアの批判の背景には本田選手自らが「優勝する」と公言したこともあるのでしょうが、ここまで圧倒的に叩かれるということはそれだけ本田選手にはアンチも多いということなのでしょう

しかし私は以前からこのような本田選手への批判には首をかしげており、彼はビッグマウスや強気な態度を見せるものの実は非常に優しい男だと思っていました

以前から被災地や難民へのボランティア活動は誰よりも熱心ですし、アスリートの1人として子供たちに夢を持つことの重要性を熱く訴えてきました

もちろん彼自身がそのような優しい素顔をあえて見せようとしないからこそ、そのような一面が世間の人には認識されていないのでしょうが、このような活動に取り組みながらも批判が多いのは非常に残念だと思います

そこで今回は私なりに本田選手が優しいということが分かるエピソードを集め、ここでまとめていきたいと思います^^(優しいと分かったらファンになってくださいね)

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本田圭佑はとにかく子供が大好き

しょっぱなからイメージとは大分違う見出しを出されたと思う人も多いかもしれませんが、彼は非常に子供が好きなようです^^

以前櫻井翔さんがキャスターを務める『NEWS ZERO』に出演した際には、櫻井さんから「どうしても子供たちとサッカーをするというより、空港でサングラスをかけている印象が強いのですが・・・」と言われ、本田選手は苦笑いしていましたが、彼の子供好きはファンの中では非常に有名な話なのです

彼自身息子2人と娘1人という3児のパパだからということもあるかもしれませんが、若い頃から子供たちへの触れ合いは熱心に行ってきました

実際彼はまだ若かった北京五輪の前の時、たまたま近くにいた摂津FCの少年たちの存在を知り一緒になってサッカーボールを蹴ったのだといいます

北京五輪前、本田の高校があった摂津市の市役所に挨拶を終え、母校のグラウンドに寄った時のこと。たまたま摂津FCが来ているのを見ると、「スパイクないですか?」とズボンをたくし上げて、シャツもありあわせのものを着て、グラウンドに駆け出したのだとか。子どもたちや周囲は「なんで本田がここに!?」と大騒ぎになり、そんな中で本田は1時間半も、一度も休まずにボールをけり続けたといいます。その後も子どもたちとイヤというほど写真を撮ったとのこと。

まぁ私としては最初の方の「本田の高校があった摂津市の市役所」というのが引っかかりますが(摂津市は本田選手の出身地ですが、高校は石川の星稜)、この記事を見る限り非常に優しいということが分かりますよね^^

1時間半もボールを蹴った後、イヤというほど写真を撮ったというのも非常に本田選手らしいと思います

さらにその後も彼の子供たちに対するアプローチは続いていくのですが、彼はその際子供たちに必ず大きな夢を持つことの重要性を教えます

本田選手はいつも子供たちに向かって「大きな夢を持ってください」と語るのですが、その背景には「自立して欲しい」という強い思いがあるそうです

本田選手曰く夢に向かって努力をしていくということは、自立をすることに非常に近い行動であり、イコールだとも語っています

当然の話ですが多くの子供たちにとって親は先に亡くなる存在であり子供はいずれ自立をしなければなりません

そして本田選手はその自立をするという行為と、夢をかなえるために自分で考えて行動していくという行為が非常に近いといいます

その辺りは彼が運営するSOLTILOが掲げる理念の1つである「自分で判断する、決断する」という言葉を見ても分かると思います

そのため例えその夢が叶わなかったとしても、そのために努力し、歩んだ日々は決して無駄にはならないということでしょう

しかし日本では以前から「夢を語ることは恥ずかしい」というような風潮がありますよね?

子供たちが「プロ野球選手になりたい!!」などと大きな夢を語ると、同級生からは笑われ大人たちからはバカにされるという風潮が少なからずあると思います

実は本田選手はこのような日本の状況に非常に不満を抱えているようで、以前のインタビューではこのような風潮を受けて「子供たちの夢を応援してあげたい」と語りました

愛する日本が、だれでももっと平等に目標を公言できる社会になればいい、そういう持論が本田にはある。

「日本はすぐにネガティブな方に考え方が向くでしょ。子どもたちがもっと“こうなりたい”って思いを素直に口に出して、それをポジティブに応援してあげられる社会になっていけばいいなと思う。今、日本ではワンピースって漫画が人気があるんですよね?

海賊の漫画なんでしょ。でも、子どもたちが海賊になりたいなんて言うと、顔をしかめる人もいると思う。でもそうじゃない。いいんですよ。子どもにだって、だれにだって“こうなりたい”ということを素直に口に出す権利はあるんやから」

本田選手自身以前からビッグマウスで知られていますが、本人からしてみればそのようなことは何も特別ではなく、むしろ「当たり前やん?」ということなのでしょうか?

日本ではビッグマウスと言われることでも彼にとってはそのような壮大な目標を持つことは自然であり、むしろ子供たちにもそのような姿勢を強く求めているのかもしれません

しかし何も本田選手は子供たちに対して甘いというわけではなく、時に厳しい現実を突きつけることもあるようです

さらに本田は、「ここにいる全員がプロになれるほど、サッカーの世界は甘くない」とシビアな現実を突きつけた。ハングリー精神を培ってほしいという願いを込めて発したこの一言が、子どもたちの心に火をつけたのは間違いない。

この言葉は本田選手がプロデュースする「SOLTILOサッカースクール」に通う小学校2年生~6年生までの11人が2015年の7月末から8月上旬にかけて行われた「ACミランキャンプ」に参加した際に本田選手の口から語られた言葉のようです

上の記事を見れば分かりますが、本田選手は子供たちに非常に厳しい言葉を突き付けていますね

よく大人たちは「頑張れば夢は叶う!!」などという言葉を口にしますが、本田選手が口にした言葉はそのような“希望溢れる未来”ではなく“厳しい現実”でした

もちろん本田選手がこのような言葉を口にしたのは傷つけるためではなく、むしろ子供たちにハングリー精神を強く持ってほしいからのことでしょう

実際その場で本田選手は子供たちに「この中で頑張った人には、日本代表になれるチャンスがあるのも事実です」とも語っています

要はどれだけ小学生の時点でサッカーが下手くそでも頑張れば夢を叶えるチャンスはあるということでしょう

また当然逆も成り立ちどれだけ上手だったとしても練習を怠れば夢を叶える可能性はどんどん落ちていくということです

以前放送された『プロフェッショナル 仕事の流儀』で本田選手はこのような言葉を語っています

「僕は子供たちに夢が叶うとは一度も言ったことがない。大きな夢を持ってくださいと僕はいつも言う。何故それを言うか。頑張れば叶う可能性はあるし、頑張るということは自分で決めることが出来るから。」

つまり本田選手の考え方はどんな位置にいる人であれ、夢を叶える可能性はあるということですね^^

そのためどんな子供たちにも夢を語る資格はあるということです

本田選手自身これまで可能性が低いと言われながらも、周囲のそのような否定的な声を押し切って「W杯で優勝する」と公言してきましたし、最終的には成し遂げることは出来ませんでしたが、デビューした頃から「レアルマドリードで10番を背負うことが夢」と語ってきました

残念ながらW杯で優勝することもレアルマドリードでプレーすることも叶いませんでしたが、本田流の考え方で言えば「夢を追いかけるプロセスでの人間としての成長が必要」ということなのでしょう

本田選手はミランで子供たちにこのように語っています

将来、サッカー選手を目指さなくても、必ずその世界には競争があります。全員が必ず、将来自分でお金を稼がなければいけない時が訪れます。大人になってから頑張るのではなく、今から競争をして頑張ってほしい

本田選手はただ単に日本サッカー界を盛り上げたいがために、子供たちにサッカー教育を施しているのではなく、それぞれの将来のことを考えているからこそ夢を持つ大切さをしきりに訴えているのでしょう

このような時に厳しく、時に優しい本田選手の姿は普段のサングラスをかけた姿とは全く違いますよね^^

あまり注目を浴びることのない一面ですが、彼の優しさが如実に表れたワンシーンだと思います

本田圭佑の慈善活動

本田選手はこれまであまり公言してはいないものの数々の慈善活動を行ってきました

おそらく近年最大の災害として記憶に新しいの2011年の東日本大震災が起きた際には、本田選手は5000万円を寄付していたそうです

彼自身はこの件に関しては一切口を閉ざしているようですが、関係者によると震災から間もない3月中に個人で寄付をしていたとのこと

さらに『NOTICE of HONDA災害支援基金』を設立して募金を募り、集まった基金で被災地の宮城県石巻市にフットサル場を建設したといいます

またこのような活動は2016年に起きた熊本地震の際にも行われ、本田選手は震災を受けて自身のホームページに「僕は自粛するのは間違っていると思います。それぞれが出来ることを行動に移してほしい」と綴り、言葉通り1000万円の寄付を行いました

もちろん本田選手自身も自らの足で被災地に向かいたいという思いがあったのでしょうが、スケジュール上それが出来なかったため「出来ること」をしたのですね

しかし本田選手の熊本復興支援これだけでありませんでした

本田選手はなんと熊本の復興を願い、フットサル大会『本田圭佑 presents 熊本地震復興支援 SOLTILO CUP』を開催したのです

この大会は本田選手がプロデュースするSOLTILO主催の下、開催されたのですが自らも乾貴士選手などとチームを組み参戦しました

ここで集まった大会参加費の100万円は全て熊本へ寄付されたわけですが、本田選手はこのように非常に積極的に慈善活動を行っているのです

よく本田選手に関して「自己中」だとか「自分勝手」などということが言われていますが、これは彼の実像を全く捉えていないと言って良いでしょう

実際に彼を長年追いかけているライター・木崎伸也さんはある記事で本田選手の共感力についてこのように語っています

本田と話していてときどき驚かされるのは、共感力が高いことだ。

たとえばニュースで力士が川でおぼれる子ども2人を助けたというニュースを見ると、「はたして自分は助けられたか」という想像がどんどん膨らんでいく。話しながらジェスチャーを交えて、川に飛び込んで子どもを助けるシミュレーションを始めるほどだ。

もし川で事故があったというニュースを耳にすれば、そのシーンが目の前に浮かんで心を痛める。

頭の中で視覚的なイメージを描く力が強いのかもしれない。とにかく何事も自分のことのように感じる。

また本田選手とプライベートで食事をしたというタレントの武井壮さんは本田選手に関して「優しくて人への愛情溢れる、魅力的なジェントルマンだった」と語っています

他にもイタリアで地震が起こった際には200万ユーロ(約230万円)を寄付したり、パチューカへの移籍後、メキシコで震災が起きた際には50万ペソ(約310万円)を寄付するなど、彼のこのような慈善活動を挙げればきりがありません

多くのファンが本田選手を見て「自己中」「カッコつけ」「目立ちたがり屋」などと思っているのかもしれません

実際に彼は非常に自己主張が強いですし、ファッションにも拘りがあるためこのようなネガティブなイメージが持たれるのは仕方がないことでもあります

しかしながら本田選手のこのような“優しい一面”もしっかりと見る必要があるのではないでしょうか?

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本田圭佑のこれからの活動

本田選手はサッカー選手としてのキャリアはかなり終盤に差し掛かっているように思えますが、世間(主にメディア)の彼に対する注目はおそらく今後もそう変わらないでしょう

理由は簡単で本田選手は近年特に副業に力を入れており、最近は経営者としての顔も非常に注目されるものとなってきたからです

以前から少年たちのサッカースクールを運営していることは知られていましたが、2015年頃にSVホルンを買収した辺りから彼の経営者としての顔が非常に注目を浴び始めたのです

おそらくそれまでの活動はどちらかというと一般のサッカー選手でも行っているようなものだったのでしょうが、SVホルンの買収は一選手の常識的な活動領域を大きく超えていたのでしょう

SVホルン買収からは副業が非常に注目を浴び始め、それまで“サッカー選手・本田圭佑”の顔に隠れていた“経営者・本田圭佑”の顔が一気に現れたということです

そして一気に注目を浴び始めた彼の会社“HONDA ESTILO”ですが、その会社のビジョンについて本田選手はこのように語っています

HONDA ESTILOのビジョンはビジョンであるんですよ。

「スポーツ、教育を通じて、世界の子どもたちに、夢や希望を与え続ける組織であること」っていうね。

本田選手はインタビューやツイッターにて、たまに発していますが彼が会社を経営しているのは何もお金儲けのためではないようです

本田選手はサッカースクールの運営を始め、SVホルンの買収、カンボジアのクラブチーム・アンコールFCの経営参入などその活動の多くがサッカー経営だということが分かります

もちろんKSKというファッションブランドを作って商品を売るという活動も行っていますが、やはり彼の活動の中心にはサッカーがあるはずです

そのサッカー経営でお金稼ぎを度外視にしているのですから、やはり彼の活動のメインはお金とは程遠いのでしょう

ちなみにある記事の中では、メンバーの1人が「採算は…度外視ですけどね(笑)」と語っていたことが書かれていたのですが、この発言に本田選手は吹いたのだとか(笑)

そしてやはり気になるのは当然本田選手の経営者としてのビジョンであり、理念ですが、その点に関しては一切ぶれることがないようでどのような記事を探しても一貫して“人助け”の思いがあることが分かります

本田の教育に対する想いは強い。

「私は、プロフェッショナルのサッカー選手であり、起業家であり、教育者です。私の任務は、子どもたちの教育をサポートすることです。特に、あまり恵まれていない国にいる子どもたちの教育をサポートすることです」

このような活動が評価されてか、2016年の6月には「Global Advocate on Youth and Education」に就任しました

国連傘下の国連財団から全世界の子供たちへの質の高い教育普及への手助けをする役割を任されたということですが、彼のこのような経営者としての活動はサッカー選手としての活動以上に世界規模になってきているのかもしれません

また本田選手は自身が新しくリリースしたオフィシャルアプリ内で「新たな大きな夢ができたんです。そしてその夢はサッカーとは違い、とても1人では実現できないと考えるようになり、同じビジョンを持つ仲間が必要だと考えるようになりました」と綴っています

そのため新しくリリースされたこのオフィシャルアプリは一般人が議論に参加できる、“一般人参加型”のアプリとなっているようです

どうやらこの本田圭佑という男はこれまで傍観者として応援してきた我々を自分の夢に巻き込もうと画策しているようです(笑)

以前本田選手はあるインタビューで「俺は引退した後の方がデカイことが出来るという確信があるんでね」と語っていましたが、引退後のビジョンは「W杯優勝」などとは比べ物にならないほどの規模のものかもしれません

これまで数々のサプライズで我々ファンを驚かしてきた本田選手ですが、すでに彼はそのような過去の実績とは比べ物にならないほど、壮大な夢に向かって歩み始めているのかもしれません

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